『その女アレックス』の鬼才ピエール・ルメートル、最新作『監禁面接』を読みました。

2019年1月20日日曜日

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『その女アレックス』の鬼才ピエール・ルメートル、最新作『監禁面接』を紹介します。
失業者の主人公アランは、一流企業の最終面接に挑みます。
その内容は、「重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ」というぶっ飛んだものでした。アランは面接をクリアできるのか?息もつかせない展開で一気に読めました。

『その女アレックス』の鬼才ピエール・ルメートル、最新作『監禁面接』を読みました。





日本の小説にはない、突拍子もない設定は徹夜必至!

失業者の主人公アランは、一流企業の最終面接に挑みます。
その内容は、「重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ」というぶっ飛んだものでした。
もはや予測不能で、最後まで展開が読めませんでした。

『その女アレックス』の鬼才ルメートル、最新作。
徹夜必至。一気読み保証。
どんづまり人生の一発逆転にかける失業者アラン、57歳。愛する妻と娘たちのため、知力と根性とプライドをかけた大博打に挑む!
鬼才のノンストップ再就職サスペンス!
リストラで職を追われたアラン、失業4年目。再就職のエントリーをくりかえすも年齢がネックとなり、今は倉庫でのバイトで糊口をしのいでいた。だが遂に朗報が届いた。一流企業の最終試験に残ったというのだ。だが最終試験の内容は異様なものだった。
〈就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ〉
重役たちの危機管理能力と、採用候補者の力量の双方を同時に査定するというのだ。アランは企業人としての経験と、同じく人生どんづまりの仲間たちも総動員し、就職先企業の徹底調査を開始した。そしてその日がやってきた。テロリストを演じる役者たちと他の就職希望者とともに、アランは重役室を襲撃する!
だが、ここまでで物語はまだ3分の1。「そのまえ」「そのとき」「そのあと」の三部構成を操って名手はアランと読者を翻弄する。残酷描写を封印、ルメートルが知的たくらみと皮肉なブラック・ユーモアを満載して送るノンストップ再就職サスペンス!
Amazon より

さすがピエール・ルメートル。
唸ってしまう面白さ。
一つ一つの行動に意味があることが「そのあと」で分かります。
失業仲間たちもいい味を出していました。
冴えないアランの家族は、どうなってしまうのか?も見逃せません。
映画化もあるかも?

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