地方再生人:木下斉さんの書籍「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」を読みました。

2019年4月5日金曜日

マーケティング

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地方再生人:木下斉さんの書籍「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」を読みました。
実体験に基づいかれた内容は、リアルで引き込まれてしまいます。「シャッター街」や、地方なのに高い不動産家賃、箱物と補助金漬けの行政など日本全国どこにでもある設定が、共感を増します。

地方再生人の木下斉さんの書籍「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」を読みました。




地方で起業・公務員・地方再生したくなったら読むべき本

小説形式で書かれていて、ところどころに解説や成功のコツなどが紹介されていて、大変読みやすかったです。
「シャッター街」や、地方なのに高い不動産家賃、箱物と補助金漬けの行政など日本全国どこにでもある設定が、共感を増します。
一見補助金は地方での起業や再生に有効そうですが、それでは起業や再生が失敗に終わることが本書を読むとよく分かります。

逆算から始めよ」とは、起業や企画に対しての言葉。
この本を読んだだけでは、起業や地域再生はできません。
まずは自己資金でできることから、小さく一歩を踏み出してみよう、と著者は語っています。
行政としても、補助金でなく、どういう形でサポートし地域活性化できるか考えさせられる本だと思います。
SNSで話題の「地元がヤバい本」はこちら!
「補助金が地方のガンなんや! 自分らの手で稼ぐ、それ以外の方法で再生なんかありえへん」
地方衰退の「構造」とビジネスでの「変革手法」がストーリーで一気にわかる!
札幌・盛岡・女川・山形・福井・甲府・熱海・勝川・城崎・小倉・長崎・熊本・鹿児島…
全国各地の「未経験者」400名が実践したノウハウを大公開!
「地方のリアル」と「成功のコツ」が122の充実キーワード解説からまるわかり!
●いい人材はいい「飲食店」に集まる
●地銀と信金どちらから借りるべきか
●小型店が大型店に勝つ方法
●会社員のやめどき
●不毛な「イベント地獄」
●住民の嫉妬
●地域おこし協力隊のジレンマ
●なぜ、役所の若手やる気を失うのか……他
Amazon より
地域再生について、小説仕立てで展開されています。
実体験に基づいかれた内容は、リアルで引き込まれてしまいます。
あらすじ
主人公の瀬戸淳の地元は、東京から新幹線で1時間、さらに在来線で20分という、人口5万人ほどのどこにでもある地方都市。
ある日東京で働く淳に、母が「商売をやめ、店も家もすべて売り払い余生を楽しみたい」と言い出した。
淳は東京と地元を行き来し、廃業手続きや不動産売却といった〝実家の片付け〞に追われる。
その過程で、地元で飲食店経営者として活躍する「元ヤン」同級生の佐田から「売るなら、一緒に建て替えて事業をやらんか」と誘われる。
最初は「自分にはそんなことはできない」と思うものの、徐々に気持ちが傾く淳。
やりがいを感じられない東京での仕事。寂れていくだけの地元の姿。果たしてこのまま、実家を売り払い、東京でサラリーマンを続けることが正しい道なのだろうか――。
そして、淳の「実家の片付け問題」は、シャッター街の再生、さらに地域全体の再生という思わぬ方向へと進んでいくのだった。
Amazon より

「狂犬」または「希望の星」と呼ばれた地方再生人とは

著者の木下さんは、高校在学中に早稲田商店会の活動に参加したのをきっかけに18歳にして全国の商店街が共同出資する会社の社長に就任しました。
30代半ばで、すでに20年近く最前線に立ち、ビジネスでまちを活性化させ続けています。既得権益層には「狂犬」、若手にとっては「希望の星」と呼ばれているんだそうです。
人口が減少し高齢化が進む日本で「人口が減ったって、地方にはいくらでも勝算がある」という木下さんの言葉は心強いです。

新刊無料公開vol.6「逆算から始めよ」 #地元がヤバい本

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