台風が9月にはやってくるのは昔の話なのかもしれません。
このあと、猛暑はまだまだ続くのでしょうか?
記録的な猛暑が続く中、文部科学省は、8月7日全国の教育委員会を通じて小中学校や高校などに、熱中症対策のため授業の時間を確保したうえで、夏休みの延長などを検討するよう求めていました。
気象台によりますと、東海地方では、この先1か月ほど平均気温が例年より高くなる見込みだということで、引き続き熱中症に警戒するよう呼びかけています。
NHK東海NEWSWEB より
文科省は8月7日、子供の健康を最優先し、暑さに応じて臨時休業日を設けたり夏休み期間を延ばしたりするなどの検討を各教委に通知した。授業時間の確保策としては冬休みの短縮や土曜授業の実施で柔軟に対応するよう求めている。
「夏休み延長」現場困惑 /日経新聞 より
多治見市の猛暑はいつまで続くのか?(googleスプレッドシートでグラフ化)
では、夏休みを延長するとして、いつまで延長するのが妥当、といえるでしょうか?
気温の予測ができれば、夏休みの適切な延長期間が推定できます。
前回の最高気温40度超えの岐阜県多治見市の気象データを解析によれば、最高気温が35度を超えた日が30日以上あった年は、1994年、1995年、2000年、2008年、2010年、2013年でした。
そこで、上記に2018年を足して、これらをx軸を日付、y軸を最高気温として年度ごとに折れ線グラフにしてみました。
途中で消えているの(むらさき色)が2018年です。
グラフの色は、右上の色表示より、上から1994年、1995年と色分けされています。
グラフをみると、9月10日あたりから最高気温も35度を下回っているのが分かります。
(1994年には9月29日に1度33.9度を記録していますが、異常値と判断しました。)
したがって、夏休みを9月10日まで、とするのが妥当、といえそうです。
気象庁の長期予報によると、9月も1カ月を通して気温が高く、残暑が厳しいと予想されています。
10月も平年並みか、平年より気温が高めだと予想されているので、高温傾向が続く見込みです。
政府は来年夏までに全ての公立小中学校にクーラーを設置するため、予算措置を図る方針を固めた。秋の臨時国会への平成30年度補正予算案を提出することを想定する。
「全公立小中にクーラー補正予算案提出へ来夏までに設置」/産経新聞 より
参照サイト
今回は、googleスプレッドシートを使いましたが、エクセルでももちろん可能です。エクセルでデータ分析するときに役立つサイト
haku1569 Excel でらくらく データ分析!
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