Microsoftはアメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館やマサチューセッツ工科大学(MIT)と協力して、AIを使って架空のアートを作り出せる「Gen Studio」を開発しました。AIはウェブサイトで公開されており、誰でも自由に架空のアートを楽しむことができます。
「Gen Studio」とは
「Gen Studio」とはMicrosoft、MIT、メトロポリタン美術館らのハッカソンから生まれたAIです。メトロポリタン美術館がデータ画像を無料公開したのは2017年のこと。
「Gen Studio」では、これらの画像データが使われ、GANという教師なし学習アルゴリズムでアート画像がデザインされています。
Gen Studio
ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI
1 Gen Studioにアクセスし、カテゴリーを選択
カテゴリーからEwers(水差し)を選びました。
2 「GENERATE(生成する)」で新しい画像を生成(デザイン)
画面が切り替わり、グレーの点が真ん中にあると生成されないみたいです。この点を近づけたい画像に寄せていくと、それっぽい画像が生成されます。
少し、美濃焼、というか西浦焼に近いような気もします。
今度はTeapots(ティーポット)でトライしてみます。
「GENERATE(生成する)」すると、
生成した画像に近い、メトロポリタン美術館に実在する陶器は、
訳すと、ちょっとおかしな点が垣間見えたり、しちゃいますが、こんなにもカンタンにデザインできてしまうことに驚いてしまいました。
今回は、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像データでしたが、例えば売れ筋の陶器に似たデザインを考案するとか、幻の西浦焼を新たにデザインするとか、できそうです。
今回は、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像データでしたが、例えば売れ筋の陶器に似たデザインを考案するとか、幻の西浦焼を新たにデザインするとか、できそうです。
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