ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI

2019年3月7日木曜日

オープンデータ ライフスタイル

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Microsoftが作った「Gen Studio」で、メトロポリタン美術館の画像から非実在の陶器をデザインしてみました。
Microsoftはアメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館やマサチューセッツ工科大学(MIT)と協力して、AIを使って架空のアートを作り出せる「Gen Studio」を開発しました。AIはウェブサイトで公開されており、誰でも自由に架空のアートを楽しむことができます。


「Gen Studio」とは

「Gen Studio」とはMicrosoft、MIT、メトロポリタン美術館らのハッカソンから生まれたAIです。
メトロポリタン美術館がデータ画像を無料公開したのは2017年のこと。
「Gen Studio」では、これらの画像データが使われ、GANという教師なし学習アルゴリズムでアート画像がデザインされています。

Gen Studio

ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI

1 Gen Studioにアクセスし、カテゴリーを選択

カテゴリーからEwers(水差し)を選びました。
ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI

2 「GENERATE(生成する)」で新しい画像を生成(デザイン)

画面が切り替わり、グレーの点が真ん中にあると生成されないみたいです。
この点を近づけたい画像に寄せていくと、それっぽい画像が生成されます。

ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI

少し、美濃焼、というか西浦焼に近いような気もします。

今度はTeapots(ティーポット)でトライしてみます。

ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI

「GENERATE(生成する)」すると、

ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI

このときの生成した画像はコチラ

ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI
生成した画像に近い、メトロポリタン美術館に実在する陶器は、

ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI

ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像から自働で陶器をデザインby Microsoft-AI

訳すと、ちょっとおかしな点が垣間見えたり、しちゃいますが、こんなにもカンタンにデザインできてしまうことに驚いてしまいました。
今回は、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の画像データでしたが、例えば売れ筋の陶器に似たデザインを考案するとか、幻の西浦焼を新たにデザインするとか、できそうです。

参照サイト

MicrosoftがAIで非実在のアート画像を無料で生成できるウェブサイトを公開/Gigazine

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