真山仁さんの医療サスペンス「神域」を読みました。

2020年4月4日土曜日

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真山仁さんのはじめての医療サスペンス「神域」を読みました。
真山仁さんの「神域」を読みました。



再生医療は救世主か。悪魔か。
アルツハイマー病を治す「奇跡の細胞」が誕生。国家の威信をかけた熾烈な開発競争が始まった!
脳細胞を蘇らせる人工万能幹(IUS)細胞「フェニックス7」。
それは人間の尊厳を守るために生み出されたはずだった。
国家戦略の柱としたい日本政府は、一刻も早い実用化を迫る。 再生医療による医療が普及すれば、人は永遠の命を手に入れるかも知れないーー。
しかし、本当に細胞は安全なのだろうか。
バイオ・ビジネスの光と闇を描く、真山仁初の医療サスペンス!
Amazon より
真山仁さんといえば、鷲津政彦が主人公の「ハゲタカ」シリーズが有名です。
最近は、政治や原発など色々なジャンルでも書かれているようです。
今回の舞台は、再生医療という最先端の医療。

そこには、再生医療の様々な知識も登場してきて、勉強になります。
真山仁さんは、ホントに時代の流れを捉えるのが上手いです。
「ハゲタカ」さながらの登場人物たちや国同士の駆け引きもみられます。

ただ、結末には少し物足りなさが残りました。
もう少し、強欲で、あっと言わせるような展開があっても良かったかな、と思いました。
サスペンスの観点からすれば、開始早々にネタバレしていたのも、勿体なかった点です。






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