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差し迫った危機にある岐阜県
新型コロナウイルス対策ダッシュボードを見ますと、2020-04-04時点で、岐阜県は現在患者数が40人、累積陽性者43人、累積退院者が2人、累積死者数が1人となっています。既に感染病床数の30床を上回っています。
感染者数は、3月下旬以降、急速に増加してきました。
可児のスポーツジム等でのクラスターが発生してからの、爆発的な増加です。
その後、「不要不急の外出自粛」宣言が出されてからも、増加傾向は収まっていないことが分かります。
Googleの「各地の小売店・スーパーマーケット・公園・駅・職場・自宅にいる人がどれだけ増減したか」がわかる詳細なレポート(2020-3-29)を見ますと、岐阜県では公園や公共交通機関の施設は-25%、-32%と減っているものの、職場は-4%しか減っていません。
住宅にいる人も6%増えたのみです。
その上、スーパーマーケットと薬局は3%増えている、という結果になっています。
この傾向は、既に不要不急の外出を控えていた東京都と異なり、増加傾向にある京都府と似通っています。
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2020年4月5日時点で、累積感染者数は58人となってしまいました。
その中には、岐阜大学病院の医師も滞在していたナイトクラブでのクラスター発生も含まれています。
感染症病床数が岐阜県内には30床しかないことを考えると、非常に、マズい状況といえます。
このような事態を受け、2020年4月3日に、県内の施設・図書館・公民館等は4月6日から19日まで一斉休館となり、一層厳しい「不要不急の外出自粛」となりました。
また、数日前より乳児・児童への感染も確認されたことから、同期間の学校の休校も決定しています。
ただ、2020年4月6日時点で、各企業への要請はなさそうです。
感染者が発生したユニクロも営業時間の短縮のみで終わってしまいました。
各種スポーツクラブや飲食店などは通常通り、営業しています。
ここ1・2週間が感染増加を抑えるかのヤマとなりそうです。
いよいよヤバい状況になってきました。
ロックダウンも時間の問題なのかもしれません。
4/10岐阜県も独自の緊急事態宣言を発表する方針を明らかにしました。
参照:
- 新型コロナウイルス対策ダッシュボード
- SIGNATE COVID-2019 Dataset
- COVID-19 Community Mobility Reports
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のオープンデータをGoogle Colaboratoryで手軽に可視化・分析する方法
- Google Colaboratoryを使えばブラウザ上でPythonの実行環境が簡単に手に入る
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