書籍「データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい」を読みました。

2018年11月17日土曜日

データ分析

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最近「データサイエンス」という言葉をよく耳にします。ですが、「データサイエンス」って、ちょっと難しそうな気がします。
そこで分析手法を統計的知識不要で、素人にも分かりやすく解説してくれる本「データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい」を紹介します。

書籍「データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい」松本健太郎(著)を読みました。

「分析」とは物事を分解して「何故」を考える方法

世界は今、噓とフェイクに満ちあふれている。
ニュースも、ウェブ検索も、専門家の言うことも、鵜呑みにすれば騙されてしまう。
本書は今もっとも注目を集めるデータサイエンティストが、データに注目して「噓を見抜く技術」を解説!
世論調査の結果はなぜ各社異なるのか?
アベノミクスによって景気は良くなったのか?
「最近の若者は……」論の誤り
本当に地球は温暖化しているのか? ……etc.
新時代の教養「データサイエンス」の入門書として、
数学が苦手な人、統計学に挫折した人にもわかりやすい一冊!
Amazonより

「世界から愛される国、日本」に外国人はどれくらい訪れているのか、海外旅行、新聞、酒、タバコ…若者の◯◯離れは正しいのか、糖質制限ダイエットの結果とデータにコミットするなど、身近な疑問をテーマにしていて、データサイエンスをより身近に感じられる点が斬新でした。

「facebookはおじさんとおばさんが急に増えているから、”ばかり”に感じる」というのは、とても意外でした。
「分析」とは物事を分解して「何故」を考える方法とし、それぞれテーマから定義を解釈し必要なデータをピックアップし、データを読み解いていきます。

「データの読み方」を教えてくれる入門書


幾多ある疑問のなかで、そもそも曖昧で複眼的な意味合いのある「復興」や「貧困」を扱っている点が気になりました。結論に至る過程で、政治的評価をしている点(特に02,04,05)が残念でした。
とはいっても、素人にも分かりやすくテーマを統計的に読み解いています。
本書を読む上で、統計的手法の知識は不要です。
データにはバイアスがかかっていることから、疑ってかかることも大切だと教えてくれます。

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